294.　クアハーダ

 

2023/01/12

白いプリンみたいなものは「クワハーダ」という。

プリンとヨーグルトが好きな私は好んで食べていた。

これだけでも十分甘みがあるが、蜂蜜が添えられていることが多く、せっかくなのでかけて食べていた。

私がクワハーダを食べているとよく「あなたはそれの作り方を知っているのか」と聞かれた。

説明してくれるけど、お母さん羊が「うぇぇぇぇ」となにか吐き戻す真似をして、「それを入れて固めるんだ」ということらしい。

どうやらお母さん羊が、乳から草を食べるようになった子羊に与える酵素のようなもののようだ。

親が噛み噛みごっくんしたした草を吐き戻して「草を消化する酵素入り柔らかくした草」にして子に与える、というのがあるよね。

コアラはそれをフンとして排出し子に食べさせたはずだけど。

説明した人は「気持ち悪いだろう」みたいな、ちょっとからかうような感じで、私はイヤだった。

おいしいもん。

食に関しては地域でいろいろあるもん。

私がそれでいいなら、クアハーダを食べちゃうんだもん！

ぽってりと厚い陶器の器はクアハーダ用の容れ物だって。

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3つくらい記事を書いて「気になった写真の仕込み記事に文章を添える」ことに挫折している。

というのも、すでに10年以上前のことで記憶が曖昧。

前後の写真を見ないと、なにがどうだったのか思い出せないものもある。

インパクトが強いものはわかるよ。ブルゴス大聖堂、とか。

やっぱり順番通りに記事を書いていこうか。