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223. 天使の首だけという表現

 20220608

「天使の首だけ」という表現を見て、私はぎょっとした。

日本の宗教画ではあまり見ない表現のような気がした。

仏や「なんとか神」の首だけってあったっけ?

思いつくのは将門の首で。首だけ、だと死んでも断たれない怨念にも近い思いや「鬼の首討ち取ったり!」や敵の大将の首とか(「平家物語」の「敦盛」、泣いちゃうよね)。


なので、天使の首だけの表現を見たとき「天使の生首」と思ってしまった。すみません。

確か、カミーノに行く前にもキリスト教の宗教画で天使の首に七色の羽が生えていて光の環が描かれたものを美術館で見た時も「ぎょえええ」と思った記憶がある。

これって「ひょおおおお!」とはならないのかなぁ。

今見てもなかなかインパクトのある表現だ。