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このとき、自分は消灯時間過ぎてから、あることを思い出した。
自分の赤いザックのサイドポケットが浅く、私の大きな樹脂の水筒がすぐに落ちてしまうのをなんとかしよう、というものだった。
まだ明かりが消されて間もないので(大体22時消灯)、巡礼者はごそごそしていたがそれでも自分のヘッドライトをつけるのははばかられて、窓から入る外からの光を頼りに、髪用のゴムを使って作業をしていた。
すると、手元が赤いライトで照らされた。
見るとぱんつ一丁のおぢさまが私の手元を照らしてくれていた。
他の人が眩しくないように、彼のライトには赤いカバーがついていて、白い光と赤い光が出せるようになっていた。
まさかそんなことをしてくれるとは思わず、とにかく早く作業を終え、おぢさまにお礼を言った。
ヨーロッパ人の男性の多くが、ぱんつ一丁で寝袋に入っていた。
時期的に若い人はあまり見なかったが、大体おぢさまだった。
ちなみにおばさまも下着のみで寝袋に入る人も少なくなかった。
作業を終え、最後にトイレに行ったときこの窓からの光る塔を見て、わざわざカメラを取りに行き、写真を撮って、私も自分の寝袋にもぐりこんだ。
168. アルベルゲの窓から教会の塔が光って見えた
|2020/03/13このとき、自分は消灯時間過ぎてから、あることを思い出した。
自分の赤いザックのサイドポケットが浅く、私の大きな樹脂の水筒がすぐに落ちてしまうのをなんとかしよう、というものだった。
まだ明かりが消されて間もないので(大体22時消灯)、巡礼者はごそごそしていたがそれでも自分のヘッドライトをつけるのははばかられて、窓から入る外からの光を頼りに、髪用のゴムを使って作業をしていた。
すると、手元が赤いライトで照らされた。
見るとぱんつ一丁のおぢさまが私の手元を照らしてくれていた。
他の人が眩しくないように、彼のライトには赤いカバーがついていて、白い光と赤い光が出せるようになっていた。
まさかそんなことをしてくれるとは思わず、とにかく早く作業を終え、おぢさまにお礼を言った。
ヨーロッパ人の男性の多くが、ぱんつ一丁で寝袋に入っていた。
時期的に若い人はあまり見なかったが、大体おぢさまだった。
ちなみにおばさまも下着のみで寝袋に入る人も少なくなかった。
作業を終え、最後にトイレに行ったときこの窓からの光る塔を見て、わざわざカメラを取りに行き、写真を撮って、私も自分の寝袋にもぐりこんだ。
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