2023/02/13
このアルベルゲは通り過ぎたけど、ユニークな場所だった。
なんというか、1970年代のヒッピーの人たちみたいに暮らしていた。ヒッピーの空気感や文化は詳しくないけど。
アルベルゲは基本、怪我や病気などの理由以外では1泊のみ、巡礼者は利用できる。
しかしここは好きなだけ長期滞在ができた。歌い、飲み、食べ、自由に。
ここにマリがいた。前半で出会ったフランス人の女の子だ。
楽しいからキリエもここに留まりなよ、と誘われたが、私はしたくなかったので断って休憩したあと、このアルベルゲをあとにした。
カミーノの終わりのあたりで彼女の話を聞いた。
結局、ずっとあそこに滞在してそこで彼女のカミーノは終わりになったようだ。
どこまでも自由な人だったなぁ。
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