140.　赤い花と石の矢印

私はこれを見たとき、感動しました。
赤い花が印象的で、先に行った巡礼者が後からくる巡礼者に
「この道で合ってるよ！」
「がんばって！」
と応援してくれるメッセージに思えたのです。

しかし、帰国後、何人かの人にスペイン巡礼の写真を見せたとき、この写真のことを
「キモっ！」
と言われてショックでした。

その人は、お墓か呪いのなにかか、と私に問いました。

説明はしたけれど、その人は結局、「キモっ！」から離れられませんでした。


宗教色の強い、それも「巡礼」という日常生活ではなじみのないもののせいかもしれません。

私は、自分の写真を見せるのが怖くなりました。


今も怖いけれど、このブログはそんなに人気がないし、自己満足でやっているからいいや、と思うようになりました。
少し、オトナになって、タフになっているのかもしれません。


余談ですが、自分が苦手なものをすんごい表現で「キライ！」と言う人が嫌いです。
それを好きな人もいると思います。
そのあたりを配慮できないことばは嫌いです。